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[駒落ち] 二枚落ちについて
上手が大駒と呼ばれる飛車と角行の2枚を落としたのが「二枚落ち」と呼ばれる手合いで、将棋倶楽部24では、R差450~600点ぐらいが二枚落ちの目安になってます。

上手側は攻撃の要となる飛車・角行を落としているので下手側は相当有利な条件から対局を始めることができるのですが、高段者の方に二枚落ちで勉強指せていただいたときは全く歯が立ちませんでした。
そのとき以来、二枚落ちの勉強もすこしづつしているのですが、それで分かったことは、「二枚落ちは位取りの将棋」と呼ばれていて、下手側は自分の飛車角を十分に働かせて、序盤の位取りと位の確保を図り、それを優位に結びつけていくことが大切だと学びました。

二枚落ちには下記のような指し方があります。
  1. [下手] 二歩突っ切り
  2. [下手] 銀多伝
  3. [上手] △5五歩止め


1. 二歩突っ切り
「二歩突っ切り」は、「攻めは飛車角銀桂。玉の守りは金銀3枚」という将棋の基本に忠実な指し方。攻めの布陣は石田流や立石流に似た感じがします。
飛車の横効きで上手側の6四にいる金を牽制しつつ、基本図から▲4六銀▲3五銀から▲4四歩を狙うのが作戦のひとつです。また、▲9六歩は大きな効果があるので突いておいた方が良いようです。攻めては▲9七角と覗く手があり、終盤では玉が広くなります。

2. 銀多伝
出だしは「二歩突っ切り」と同じですが、2枚の銀を繰り出して玉の堅さ、安定感で二歩突っ切りに勝るのが「銀多伝」です。
基本図より中飛車に振る指し方と、△8五金を先受けして三間飛車に振る指し方があります。中飛車に構えるのが自然みたいですが、三間飛車にして8六の歩は取らせない方が良いという意見もあるようです。
二歩突っ切りに比べ銀多伝の方が勝ちやすく、「上手に勝ちたければ銀多伝」という言葉もあるそうです。

3. △5五歩止め
「△5五歩止め」は上手の指し方の一つで、下手に二歩突き切りや銀多伝にされるのが嫌な場合、基本図のように、早期に△5五歩を突いて乱戦に持ち込むのを狙いとする指し方です。
基本図より▲5五同角なら△5四銀▲8八角△4五銀と進みます。
取らずに▲4八飛とすれば、△5四銀と5筋の位を確保します。下手は上手の5五歩を目標にして指し手を進めることになります。

2枚落ちで下手の指し方として共通して言えることは、
  • 初手▲7六歩から4筋の位を取り、角道を通して戦う
    角道を通し、4筋の位を確保することで上手の金銀を釘付けにすることができます。
  • 攻撃陣形を組み立ててからゆっくり自玉を囲う
    上手は攻めの主戦力たる大駒がないのでこれといった早い攻めがありません。先に攻撃陣形を整えて上手の駒組みに制約を加え、それからゆっくり自玉を囲って開戦することが大切かと思います。

あと二枚落ちで特筆すべきと考えている事柄と言えば上手側の指し手、指し方に尽きると思います。
戦力差を補うべく多種多様な手筋を繰り出して指されるので、そういった手筋の勉強するのに役立ちますし、時にいわゆる「謎の歩」を繰り出して紛れを求めて来るときもあります。
上手に勝つためではなく、一つでも多くのことを勉強させていただこうという姿勢で二枚落ちを指したり観戦したりすると、上手の巧みさが際だってとても勉強になるような気がします。
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posted by Nyawo at date: 2010.01.14 19:07
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